織り目の在りか 現代美術展 IN 一宮 創作活動プログラム

「あいちトリエンナーレ2019」にむけて愛知県一宮市のまちなかで現代美術展「織り目の在りか 現代美術展 in 一宮」が開催されました。関連プログラムの一つとして、創作活動プログラムを3つ実施しました。



”織り目のみりょくヒント集”をつくろう

参加者と学芸員が一緒に展示会場をまわり、作品を鑑賞した後、みつけたことや考えたこと、面白いと思ったことを1ページずつ版画の方法を使って作成しました。作品解説を中心としない、少し楽しくみることを提案するヒント集になりました。大人も子どもも夢中になって何ページもヒントを考えました。完成したものは、会期中無料で配布し、糸で留めることでそれぞれの人のヒント集として利用できるように提供しました。


おでかけ記念撮影会

老人ホームを会場とした「おでかけ展示」にあわせて、施設利用者の方を中心にしたプログラムを実施しました。ぼうし、スカーフ、カチューシャなどちょっとしたアイテムでおめかしをして、普段はあまり出会うことのない現代アートに出会いにいきます。気に入った作品の前で記念撮影をしました。恥ずかしがりながら、真っ赤なぼうしや色鮮やかなスカーフを身につけてみなさん素敵な笑顔をみせてくれました。

一般の参加者の方には、ちょっと違った体験として、作品を鑑賞した後、作品に合わせたおめかしをして記念撮影をしました。作品を鑑賞するときに、自分の準備も整える、そんな体験になったかもしれません。


きもちのおと

大型商業施設内でおこなった「おでかけ展示」にあわせたプログラムを実施しました。

作品を鑑賞して、音をイメージします。ビンや紙、ザル、はさみ、ビー玉など身近にあるものをつかって音をつくります。

イメージに近い音をつくろうと、子どもも大人も真剣に耳をすましながら音をつくりました。つくった音は、翌日、会場にて流して来場者の人と共有しました。